MT4 インディケータ解説
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MT4のインディケータ解説です。今回は【Big trend(Hull Moving Average)】について解説します。
■「Big trend」は、見た目、移動平均線に似ていますが、計算方法やトレンドが変わると「色」も変化するという点も含め大きく異なります。
もちろん、エクセルでもグラフを出すことは出来ますが、MT4でリアルタイムでみた方がトレードはしやすいです。
テクニカルの世界では、Hull Moving Average(ハル移動平均線)とも呼ばれ、Alan Hull氏考案のテクニカルです。
計算方法は、加重平均を考慮し、WMA(2×WMA(n/2) – WMA(n)),sqrt(n))で算出します。
■Big trend特徴は・・・、
2)大きなトレンドを追いかけることが可能
3)移動平均線よりも反応が早い
4)ロウソク足に沿ってラインが引かれる
もちろん、若干のデメリットもあります。
それは、一旦売りトレンドから買いトレンドに変わったとしても、その後レートが下がってしまうと、また売りトレンドに戻ってしまうことがあります。同じ様に、今動いていある足上で
トレンドの変化が起きそうな時は、色がめまぐるしく変わることもあります。
しかし、これらを差し引いてもメリットは沢山あります。
下の画像がBig trendです。
丸で囲んだ部分をみてみると、Big trendのラインよりから外れても、目先の動きにはとらわれずに、大きな流れを追いかけることができます。
また、MT4でリアルタイムでレートを追いかけながら、Big trendのラインを目途に主要な高値や安値などを結び、レジスタンスやサポートを把握することも出来ます。
■Big trendの使い方は・・、
1分足や5分足でトレードをすると、目先の「ノイズ」で無意味なロスカットになってしまう時が多いのですが、Big trendは大きなトレンドを示してくれるため、スキャルピングにも向いています。
下図は、5分足のロウソク足にBig trend(Hull Moving Average)を表示したチャートです。
5分足でも、大きな流れを追えますが、例えば5分足でトレードを行う場合、5分足以外にその上の時間軸のBig trendを表示し、方向が揃った時にエントリーを行うと勝率も上がります。
■期間設定は・・・
元々「80期間」となっていますので、より、テクニカル上のダマシを減らしたい場合は、80以上が良いです。
期間を長くしても、移動平均線よりも、実際のレートに近いところをラインが描かれるのでそれほど出遅れ感は感じません。
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→→ MT4 チャートインディケータ Big trend (Hull Moving Average)
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