■「平均足」・・・、
皆様はこのテクニカルを聞いたことはあると思います。
十数年前まではチャートに搭載されていませんでしたが、
今ではほとんどのチャートソフトで使うことができます。
多くの個人投資家は、「平均足」の色を確認し、その色が
継続している間は、同じ方向のポジションを建てるという様な
使い方をしています。
しかし、通常の「平均足」はテクニカル上の「ダマシ」が多過ぎて
うまく使いこなすことができません・・。
■「平均足」を改良しテクニカル上の「ダマシ」を減らした
ものが「平均足改良版」です。
私はこの「平均足改良版」で大きなトレンドを確認するためと、
相場の「転換点」をいち早くキャッチするために使っています。
■今回は更に発達させた使い方のヒントに触れてみます。
下のチャートをご覧さい。
↓↓↓
上が「ロウソク足」、下が「平均足改良版」です。
MT4ではこれら2つ重ねて表示することができるのですが、
そうするとある事に気がづきます。
それは・・、
日々「陰線」、「陽線」を繰り返しているときは別ですが、
多少のトレンドがあると、7割以上の確率で「明日」どう動くのか?
を見極めることが出来てきます。
■全て当たることはないので、外れた時の保険として、
「明日動くであろう」方向へポジションを建てる際、
そのタイミングは短い時間軸チャートのオシレータ系
テクニカルを使って「負け金額」を減らすポジションメイキング
をしています。
私の場合は、30分足で「押し」や「戻り」を探ってエントリー
ポイントを探ります。
その際、重要なのは「日足」ベースでのストップをポジションを
建てたと同時に置くことです。
そうすることで、万が一の時の負け金額を予め把握し、日中
「利」が乗ったと時は全決算をすることも可能です。
つまり、明日どう動くかを探ることによって、その方向へポジション
を建てていきます。
仮に「上昇」とみたのであれば、「押し目買い」となります。
■「平均足改良版」と「ロウソク足」の併用で大きな動きを探り、
ポイントは短いチャートを使うことになります。
今後、実践的な売買例を記載する様に致します。
よろしくお願い致します。